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アイドルソング制作における工程管理

2014年5月19日 13:20

アイドルソング制作の工程管理 from Motokazu Sekine

5月14日にヒミツキチラボにて行われた2014/5/14 ハックガールズpresents システムライトニングトークBarで、「アイドルソング制作における工程管理」というタイトルでライトニングトークを行いました。

ネタとしては、アイドルソングとredmineって単純に面白いよね、ってことだったのですが、その後の反響を見ると、割と「勉強になった」みたいな声も聞こえてきたので、ちょっと、補足をしておこうかと。

まず、なぜredmineかというと、普段使っていたからであって、Backlogとかでも、全然問題ないと思います。
工程が可視化されて、今何をやるべきかがはっきりすることが重要なので。
なので、基本、ガントチャートをメインに使っています。

あと、SubversionとかGitとかは連携させてません。
音楽って基本バイナリでサイズも大きいので、あまりバージョン管理に向いてないんですよね。
なので、制作途中にはこまめにプロジェクトファイルの名前をリネームして、履歴を取ってます。

スケジュール感について興味を持ってくれた人もいました。
だいたい、僕の場合、1曲制作開始から終了まで、1ヶ月半から2ヶ月としています。
これは、僕が週末しか作業できないためです。本業の方ならもっと早いんじゃないかなと思います。
基本、作曲で1週間。最初の土日でメロディを作って、プロデューサにOKもらって、次の週末で曲の構成を考えます。
ここで、アレンジが開始でき、歌詞の発注もできるようになります。
アレンジは、最初の週末でだいたいのアレンジを固めて、その間の平日にiPhoneで何度も聞いて、問題点やアイデアを出しておきます。で、次の週末にそれを盛り込んでアレンジを完成させる感じ。
作詞は、ちょっと時間を取って2週間くらい。僕以外の人のスケジュールはできるだけ長めに取りたいので。
アレンジが終わったら、ギターが発注できます。
ギターも2週間とってます。ギターのnipotanも週末でないと時間が取れないので、なるべく余裕を持って。急に予定入った! なんてこともあるので。
この段階では、作詞はまだ進行中です。
歌詞ができた段階で、仮歌さんに仮歌やコーラスをお願いします。時間がないときや予算がないときは、仮歌がボカロになることもあります。
仮歌も人によりますが、1週間から2週間くらいの時間をみてます。
スケジュールにより、ギターが先になったり、ギターと仮歌が同時くらいになったりもしますが、先に届いた方からミックスを始めます。
僕の場合、ミックスは、必ずMIDIのデータをオーディオに書き出してからミックスをするので、この段階になると、後戻りはできません! というか、やり続けるとキリがないので、ここで逃げ場をなくしますw
ギター、仮歌、コーラスがそろってミックスが完成します。平日に何度も聞いてチェックするので、このミックス作業もだいたい1週間くらい。
最後に簡単なマスタリングをして、完成版、完成版のmp3、カラオケ、インスト版をまとめて、プロデューサに送って完成! となるわけです。
もちろん、その後、振り付け、振り入れ、練習があり、お披露目となります。ここは、アイドルグループにもよりますが、だいたい1ヶ月くらいですかね。

と、ちょっと補足してみましたが、他にここが知りたいとかありましたら、コメントとかTwitter(@cheebow)とかでリクエストくださいませ。

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