くじら音楽部
音楽制作チーム「くじら音楽部」のブログです。
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Doll☆Elements「告白体操」製作秘話
2013年3月31日 00:23
Doll☆Elementsの2ndシングル「ギュッとSTAR!!」がオリコンCDシングル週間ランキングで15位を獲得、デイリーで最高5位、インディーズウィークリーで1位、そして1万枚達成しました！
これは、Doll☆Elementsメンバー、そしてファンの皆様のおかげです。ありがとうございます！！
その、お礼というわけではないのですが、興味のある方もいるかと思うので、カップリング曲である「告白体操」がどのように作られたものなのか書いてみたいと思います。
この曲は、他のアイドル曲同様オファーをいただいて作ったものです。
お題は「告白体操」というタイトル、そして「2分30秒」というサイズで、対バンでインパクトを与えられる曲というものでした。曲の長さは、対バンライブで1曲増やせる長さです。
しかし、これは、通常の曲が4分くらいということを考えると、かなり難しいお題でした。普通の曲ならワンコーラスで1分以上はあるので、このサイズだと、イントロやアウトロを考えると、通常の構成では作れないということがわかりました。
そして、なによりこのタイトルです。告白体操ってなによ？ ってところから始まりますよね、当然。
告白と体操は普通につながらないです。なので、つなげることを考えました。告白をする前の準備体操的な曲にしたらどうか、と。どるえれちゃんとファンの人たちが一緒に体を動かせる曲にしよう、と！
そんなアイデアで曲を作っていきました。
でも、体操と言っても、あまり大きく体を動かすものだと、ライブでは隣の人にぶつかってしまうかも知れないし、危険なこともあるかもしれません。そこで考えたのが、今の顔を振るという動きです。顔だけならその場でできますしね！
イントロのピアノは、ラジオ体操の楽譜を見て作りました。僕はピアノをちゃんと弾けないので、打ち込みでクラスのピアノの上手な委員長風の女の子が生真面目に弾いてる感じを表現してみました。
曲自体は、運動パートとキャッチーなメロディーパートの組み合わせ。曲の長さも短いので、それを組み合わせて繰り返すということは比較的早い時期に決まりました。
さて、では、歌詞をどうするか。
今までの僕のアイドル楽曲は、作曲は僕で、作詞はまいさんというコンビで作ってきました。今回もそういきたいところですが、この曲は締め切りも厳しく、なおかつ音と歌詞のシンクロが重要になってくるので、僕が歌詞まで作るのが一番良い選択でした。
というわけで、曲を作りながら詞を書きました。
その第一稿がこちら。
「告白体操第一」
(告白体操はっじまるよ♪)
右見て 左見て
上見て 下見て 右見て 左見て
右見て 左見て
キミ見て ダ・イ・ス・キ
(間奏)
右見て 左見て
上見て 下見て 右見て 左見て
右見て 左見て
キミ見て ダ・イ・ス・キ
胸の す・す・す・す・好きって気持ち
し・し・し・し・し・しまいこんじゃダメ
お・お・お・乙女の勇気
ふ・ふ・ふ・ふりしぼるの
告白！
す・す・す・す・好きって気持ち
し・し・し・し・し・しまいこんじゃダメ
だ・だ・だ・男子の勇気
ふ・ふ・ふ・ふりしぼって
告白！
右上げ 左上げ
右下げないで 左下げる
右上げ 左上げ
上見て 下見て 右見て 左見て
右見て 左見て
上見て 下見て 右見て 左見て
右見て 左見て
わたし見て ダ・イ・ス・キ
胸の す・す・す・す・好きって気持ち
し・し・し・し・し・しまいこんじゃダメ
お・お・お・乙女の勇気
ふ・ふ・ふ・ふりしぼるの
告白！
す・す・す・す・好きって気持ち
し・し・し・し・し・しまいこんじゃダメ
だ・だ・だ・男子の勇気
ふ・ふ・ふ・ふりしぼって
告白！
だから
胸の す・す・す・す・好きって気持ち
し・し・し・し・し・しまいこんじゃダメ
お・お・お・乙女の勇気
ふ・ふ・ふ・ふりしぼるの
告白！
す・す・す・す・好きって気持ち
し・し・し・し・し・しまいこんじゃダメ
だ・だ・だ・男子の勇気
ふ・ふ・ふ・ふりしぼって
告白！
右見て 左見て
上見て 下見て 右見て 左見て
右見て 左見て
キミ見て ダ・イ・ス・キ
タイトルがまず違います。「第一」って第二も作る気だったのかと......。
そして「右上げ 左上げ」の部分がざっくりカットされています。腕を上げるという動作も良いかと思ったのですが、危険な感じもするし、ちょっと冗長な感じもするので、ざっくりカットしました。
歌詞全体を見ると、ほぼ繰り返しです。これは、対バンライブで初見の人でも、覚えてもらえるようにという思いがありました。
とにかく、対バンでこの曲を見たときのインパクトと、楽しさを重視した結果です。
この目標は割りと達成できたかなと思います。
どるえれちゃんのそれまでの曲とはまったく違いますし、アレンジも電波系のアレンジなので、受け入れてもらえるか不安だったのですが、賛否両論はありながらも、多くの方に喜んでもらえたのではないかと思っています(音楽は嗜好品なので、好みというのはどうにもならないので)。
そして、こんな素敵なPVまで作っていただけて！！
これからも、この曲でみんなが右を向いたり、ダイスキって言ったりして欲しいです。
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