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刹那ハレーションの夏

2014年10月 8日 23:44

9/30にLuce Twinkle Wink☆「刹那ハレーション」が発売になりました。
オリコンチャートデイリー1位!

14/09/29(月)付オリコンシングルデイリー:Luce Twinkle Wink☆ 「刹那ハレーション」HKT48以来のデビュー作初登場1位スタート! - The Natsu Style

ウィークリー9位!

14/10/13付 オリコン週間シングルランキング結果速報 - The Natsu Style

を獲得することができました!

デビュー作のデイリー1位は、HKT48「スキ!スキ!スキップ!」以来、約1年半ぶりの快挙。
そして、ウィークリー9位は、女性アーティストのインディーズデビューシングルとして史上最高位となります。

2014/05/23の初お披露目から約4ヶ月半。「刹那ハレーションの夏」が終わりました。

楽曲制作、お披露目、そして「5番勝負」の流れは前に書いたので参照していただくとして......。

くじら音楽部::BLOG::Luce Twinkle Wink☆「刹那ハレーション」制作秘話

ここでは、その後の話を。


5番勝負で勝ちとったPVはこんな素晴らしいものになりました。

そして、8月から始まった、リリースイベント。
彼女たちは刹那ハレーションを歌い続けました。
僕も何度か観に行きましたが、観るたびに彼女たちが少しづつ成長し、そしてまた「刹那ハレーション」も進化していくことに驚きました。
初披露の時とは、別の曲じゃないかというくらいに変わりました。

おすまし少女。「めめたん」こと錦織めぐみ。
表現力を身につけ、刹那ハレーションの世界を体で表現するようになりました。また、トークでも絶妙に毒のある突っ込みを入れるなど、自分自身のキャラクタも確立していったように思います。もどかしい思いもしただろうし、天誅ガールズへの思い入れもあったでしょう。でも、ルーチェとしてやっていく、ルーチェで上にいく、そんな覚悟ができたんじゃないでしょうか。覚醒と言う言葉が一番似合う成長っぷりでした。

まだ幼さの残る最年少リーダー。「うさみぃ」こと宇佐美幸乃。
「私が」「私は」という主語が「私たちが」「私たちは」に変化していきました。自分のことだけではなく、ユニット全体のことを考え、そこで自分が何をできるのかを考えられるようになっていきました。もともと、歌もダンスもスキルが高い彼女でしたが、刹那ハレーション以降は、表現することの面白さに目覚めたような気がします。

直球天然少女。「さきちゃん」こと深沢紗希。
「刹那ハレーション」に取り付かれたかのように、刹那ハレーションの世界、そして意味をどん欲に吸収し、力にしていったのが彼女だと思います。荒ぶるパフォーマンス、何かが憑依したかのようなダンス(それは、さながらももクロのれにちゃんのような)。しかし、隅々まで丁寧。この彼女の持つ魅力が花開いたそのきっかけにこの曲はなったのだと思っています。彼女の屈託のない笑顔は万人を癒します。

どこか自信なさげな少女。「いーちゃん」こと板山沙織。
ライブ中ぎこちなく笑顔を作っている。それが彼女の第一印象でした。ダンスも、歌も、ルックスも全てにおいて水準以上なのになぜか自信を持てていない。彼女が変わったのは5番勝負の時だったかもしれません。「私は勝ちたいんです! PVを撮りたいんです!」あるとき、それまでとは違った力強さでそう書きました。「勝ちたい!」その驚くほど直球の感情。そのころから、彼女はライブ中に楽しくて仕方ないという表情をするようになりました。最高の笑顔で。

マイペースふわふわ乙女。「かほハム」こと桧垣果穂。
Luce Twinkle Wink☆になってから、一番苦しみもがいてきたのは彼女だったのかもしれません。これは、刹那ハレーションと言う曲が彼女の壁になったのかもしれないと思っています。今だから言いますが、なかなか覚醒しない彼女にもどかしさを覚えたこともありました。しかし、その彼女が大きく変わったのが「初恋☆ペンタグラム」のお披露目です。この曲で見せる彼女の表情は素晴らしかったのです。そして、ここから刹那ハレーションにおける彼女の表情も変わり始めます。自分のいる意味、それを知ったのかもしれません。

このように5人それぞれが変わっていきました。
その最大の成果が、「刹那ハレーション」CD音源だと思います。
仮音源版のPVと聞き比べてもらえると分かりますが、まったく別次元の表現をしています。
力強さと、透明感。その絶妙なバランス。
これが、Luce Twinkle Wink☆がこの夏を過ごして得た力です。
そして、この力を与えてくれたのは、ルーチェのファンの皆様「ウィンカー」さんに他なりません。
彼女たちが迷った時も、泣きそうなときも、彼女たちに寄り添い一緒に歩き続けてくれたのはウィンカーさんです。

この熱い、そしてももう二度とない夏。
ルーチェとウィンカーさんが、つかんだ奇跡。
史上初の快挙。

その中に僕の作った曲があったこと、誇りに思います。

Luce Twinkle Wink☆、第一章「刹那ハレーションの夏」が幕を閉じ、第二章が始まります。
これからも、彼女たちの成長を祈りますし、また、再び彼女たちの進化に力を貸せることを楽しみにしています。

無駄なことは何もないよ。
少女たちよ、進め、未踏のステージへ。

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